ギャンブルや趣味、生活苦など借金をする理由は様々です。
そんな時に、借金をする場所が色々と存在するのは知っているかと思います。
闇金・サラ金・街金・消費者金融など様々な呼ばれ方をされていますが、具体的な違いはなんでしょうか?
そこで今回は、闇金・サラ金・街金のそれぞれの違いについてまとめてみました。
まずはじめに、闇金から説明していきます。
闇金は、国や都道府県に貸金業としての登録を行っていない貸金業者、もしくは、正規に貸金業の登録を指定ながら高金利を取る業者の事です。
その特徴は高額な金利で、貸付を行うことで、出資法で定められている金利の上限年29.2%を超えて、トイチ(10日で1割)やトゴ(10日で5割)と呼ばれる高い金利で貸付を行います。
これらは行為は違法で、さらに闇金融は返済が滞ると恐喝や嫌がらせなどを行う犯罪組織になります。
最近では、手法や手口などによって闇金業者の呼び方が変わっています。
携帯電話から利用者を勧誘する090金融、利用者に高額な商品をリースさせるリース金融等が挙げられ、このほかにもシステム金融、チケット金融などがあります。
次に、サラ金は、小規模の貸金業を営んでいる業者の事で消費者金融になります。
このサラ金という名前は「サラリーマン金融」の略で、サラリーマンが利用するという意味でその名がついています。
サラ金は、出資法の定める29.2%を上限とした金利で貸付をおこなう金融業者で、きちんと都道府県などに登録をしています。
また、公的な金融機関として許可を得て営業しているため、CMや広告などで有名な大手の消費者金融と変わりはありません。
最後に、街金は、主に都市圏に事務所を構え、小規模の貸金業を営んでいる業者の事で、こちらもサラ金と同様に消費者金融になります。
そのため、街金も、出資法の定める29.2%を上限とした金利で貸付をおこなう金融業者で、きちんと都道府県などに登録をしています。
また、公的な金融機関として許可を得て営業しているため、CMや広告などで有名な大手の消費者金融と変わりはありません。
サラ金と街金の違いですが、この2つは同じもので、違いはありません。
金貸しや借金といった悪いイメージを取り払うために街金からサラ金へと呼び方が変わっていきました。
また最近では、大手金融業者がカードローンやキャッシングに参入するようになったため、それに乗っかるようにカードローンやキャッシングと言う体裁を取るようなった業者も多いです。
これらの呼び方の違いをまとめると、法外な金利で貸付を行う無登録業者が闇金になります。
また、利息制限法、出資法に則った正規の貸金業者がサラ金・街金(消費者金融)になります。
ただ、サラ金や街金のような小規模の貸金業者の中には、貸金業の届出を出さずに貸金業を営む闇金が混ざっている事も中にはあるので、注意が必要です。
もし闇金を利用してしまった場合は、被害が大きくなる前に弁護士などの専門家に相談しましょう。
カテゴリー | 違い |
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タグ | 借金,闇金,サラ金,街金,違い |
作成日時 | 2016-11-25 16:15:23 |
更新日時 | 2016-11-26 20:31:26 |
借金を返済する事が全く不可能な場合に行うのが、自己破産です。
破産というとあまりいい印象はありませんが、借金が返済できない時に考える方法の一つです。
全ての借金を帳消しにできる最終手段的な方法で、自分ではどうしようもない場合はこの方法を使います。
支払額を減らす事で、借金返済が可能になる場合に行うのが任意整理です。
ただ、任意整理は、全ての債権者(借入先)1社づつと債務に関する交渉が必要となるため、非常に難しい方法になります。
そのため、自分で行うというよりは、弁護士などが行う方法です。なんでも任意整理をした人が500万人近くいると言われています。
特定調停とは、特定の債務者(借主)に関する調停という意味です。
簡易裁判所に申し立て、調停委員を仲裁役として、債務者の経済的再建を支援する制度です。
調停なので、貸主、借主側双方の合意が必要となりますが、借金の元金を減らす事が出来る可能性があります。一度相談してみてもいいかもしれません。
銀行などの金融機関に住宅ローン借入があり、自宅を手放したくない場合に行う方法が個人再生です。
自己破産すると所有物件を、競売や任意売却などで手放す必要があるため、救済措置としてできた民事再生法という法律の中の手続きのひとつで、比較的新しい方法です。
ただ、個人再生を申し立てるには、弁護士に再生計画を作成してもらう必要があります。